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「アイ・エイ・アイ」:IAI

 第 44 回 日展

日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書
「授賞作品」

日展

(平成25年6/15〜7/7 青森展
青森県武道館)
巡回展は終了しました。


内閣総理大臣賞


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市原義之《耀》

内閣総理大臣賞 日本画 《耀》
市原 義之(本名:嘉之) 評議員・68歳(徳島県出身)


 葦の茂った湖面の情景を表現した作品で、作者の自然に対する情熱と研ぎ澄まされた感性が見事に調和し、朝日であろうか葦を通る光線が面白い構図を生み出し、叙情性を感じる作品である。

  


内閣総理大臣賞 洋画 《白い函館》
樋口 洋 評議員、審査員・70歳(神奈川県出身)


 長年にわたり日本各地に残る洋館を雪景と共に題材とし、清麗な内にロマンを表現している今年の作品は、その様な中でも大変完成度が高い秀作である。

樋口 洋《白い函館》


文部科学大臣賞


山田朝彦《こもれび》

文部科学大臣賞 彫刻 《こもれび》
山田 朝彦 評議員・69歳(東京都出身)


 被災地の人々に希望や喜びの光が射し込めばと願う作者の弁。
 氏の作品は「人体と着衣」を流れるような絶妙な量塊で的確に表現し、細部まで気が配られ稜線から美しい光を感じる。又、生命感溢れる造形力に密度の高さを感じる。作者の感性による独自な様式は、人体への探求と長年に亘る内実の輝きも加わり、より完成度の高い秀作である。



文部科学大臣賞 工芸美術(陶) 《風物語「過ぎゆく…」》
亀井 勝 評議員・79歳(愛知県出身)


 本作は鉄分を多く含んだ土を選び、技法としては粘土を紐状にして、これを積み上げる紐積技法で形を造り、少しの灰釉を付けて焼成したもので、風シリーズとして、ゆるやかに吹き抜けてゆく風を思い、オブジェとして豊かにその心像を表現した。

亀井 勝《風物語「過ぎゆく…」》


今村桂山《竹里館》

文部科学大臣賞 書 《竹里館》
今村 桂山(本名:勲) 評議員・74歳(福井県出身)
 

 じっくりと線が沈み、気韻がただよっている。
 自然な気の流れ、セーヴのきいた造形が、古典に裏うちされて、筆者の精神的余裕さえ感じられる奥行き豊かな作となった。




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