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第63回立軌展出品作　洋画　「深まる秋」
恩賜賞 日本芸術院賞
池口 史子・69歳（東京芸術大学大学院修了)　立軌会同人

第96回二科展出品作　彫塑　「夏の終わり '11」
日本芸術院賞
吉野 毅・68歳（東京芸術大学大学院修了）　二科会会員常務理事・多摩美術大学客員教授

第43回日展出品作　工芸　シュプリンゲン「翔」
日本芸術院賞
　　宮田 亮平・67歳（東京芸術大学大学院修了）　日展監事・東京芸術大学学長

第43回日展出品作　書　「李頎詩　贈張旭」
日本芸術院賞
星 弘道・67歳（立正大学卒業）　日展評議員・ 読売書法会常任理事・日本書作院理事長・大東文化大学特任教授・龍賓書道会主幹

今年度芸術活動に功績のあった人。
第一部（美術）4名。恩賜賞・日本芸術院賞・池口史子、日本芸術院賞・吉野 毅、日本芸術院賞・宮田亮平、日本芸術院賞・星 弘道
第二部（文芸）1名。恩賜賞・日本芸術院賞・三浦雅士・65＝評論・批評―「青春の終焉」、「漱石－母に愛されなかった子」、「人生という作品」など、独自の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　視点か ら温かい理解と成熟を深めている批評の業績に対し。
第三部（音楽・演劇・舞踊）3名
恩賜賞・日本芸術院賞・山本泰正（山本邦山）・74＝邦楽（尺八）―古典尺八の奏法を基盤に置きながら、その豊かな感性を発揮して、数多くの作品を創作。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尺八の魅力を世間に示した功績に対し。
　　　　　日本芸術院賞・尾﨑一良（鶴澤藤蔵）・47＝文楽（三味線）―近松物の復曲演奏や義太夫の実演解説、埋もれた作品の復曲出演等の功績に対し。
　　　　　日本芸術院賞・笠置侃一・84＝邦楽（雅楽）―雅楽発祥の地の楽人として長年演奏に従事し、その文化的価値と芸術性を追求した功績に対し。
以上8名に贈られる。

日本芸術院・院長 三浦 朱門発表

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