今年度芸術活動に功績のあった人。
第一部(美術)4名。恩賜賞・日本芸術院賞・池口史子、日本芸術院賞・吉野 毅、日本芸術院賞・宮田亮平、日本芸術院賞・星 弘道
第二部(文芸)1名。恩賜賞・日本芸術院賞・三浦雅士・65=評論・批評―「青春の終焉」、「漱石-母に愛されなかった子」、「人生という作品」など、独自の
視点か ら温かい理解と成熟を深めている批評の業績に対し。
第三部(音楽・演劇・舞踊)3名
恩賜賞・日本芸術院賞・山本泰正(山本邦山)・74=邦楽(尺八)―古典尺八の奏法を基盤に置きながら、その豊かな感性を発揮して、数多くの作品を創作。
尺八の魅力を世間に示した功績に対し。
日本芸術院賞・尾﨑一良(鶴澤藤蔵)・47=文楽(三味線)―近松物の復曲演奏や義太夫の実演解説、埋もれた作品の復曲出演等の功績に対し。
日本芸術院賞・笠置侃一・84=邦楽(雅楽)―雅楽発祥の地の楽人として長年演奏に従事し、その文化的価値と芸術性を追求した功績に対し。
以上8名に贈られる。 |