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加山又造画伯ご逝去。
2004年4月6日午後10時25分、肺炎の為、永眠につかれました。(享年76歳)
●日本画の装飾美「現代の琳派」
日本画家 加山 又造
文化勲章・文化功労者・創画会会員
数年前になります、紹介をしてもらって、ご挨拶だけで過ぎました。
小柄な画伯からの、エネルギッシュで壮大な制作活動に心を打たれていました。(coordinator
八塩)
● 年譜
- 1927 京都市に生まれる。
- 1949 東京美術学校日本画科卒、山本丘人に師事する。
- 1950 第2回創造美術春季展「自画像」「動物園」で入選、研究会賞を授賞。
- 1956 新制作春季展に「とり」が春季展賞を授賞。第20回新制作展に「狼」を出品、新制作協会会員に推挙される。
- 1966 多摩美術大学日本画教授となる。第30回新制作展に「春秋波濤」を出品。
- 1969 轟会10周年記念展に「牡丹」「猫」「鯉」「雪」「鵜」など16点を出品、水墨画を試みる。
- 1974 第1回創画展に「裸婦習作」を出品。横山操の一周忌に深大寺の五輪塔をデザイン。
- 1978 第5回創画展に「裸婦習作(カシミヤ錦白)」を出品。ヨーロッパ巡回展に出品。東京国立近代美術館の壁画「雪」「月」「花」を完成。
- 1980 「月光波濤」で第30回芸術選奨文部大臣賞を授賞。
- 1984 身延山久遠寺本堂天井画「墨龍」と大広間襖絵16面が完成。加山又造天井画展が開催される。
- 1997 連作「雪」「月」「花」「千羽鶴」等、文化功労者を授賞(1995・東京藝術大学名誉教授)。
- 1998 京都・天龍寺の天井画「雲龍図」を完成。
- 2003 文化勲章を授賞。
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